昔、学校で習ったのではと思われるお話です。
光は1秒間に地球を7周半します。
僕たちがこの地球から見ている星々の光はいったいどうやって届いているのか
こんなことを考えたことはありますか?
宇宙での距離を表す単位は3つありますが、
皆様が聞いたことがあるのは「光年」ではないでしょうか。
では「光年」とはどのような距離なのか。
光が1秒で進む距離は約30万km。
「1光年」とは、光が1年間に進む距離のことで、約9兆5000億kmです。
途方もない距離なのがわかりますね。
冬の代表星座の一つであるオリオン座。
このオリオン座でひときわ目立つ赤い星。
ベテルギウス。
このベテルギウスまでの距離は
「642.5光年」
約9兆5000億km ×642.5がベテルギウスまでの距離です。
ベテルギウスから発せられた光が地球に届くのに
約9兆5000億km ×642.5という距離がかかっているということになります。
今見ている光は「 642.5 」前の光ということになりますね。
すでにベテルギウスは消滅しているのではという説がありますが、
爆発したそのエネルギーや光が地球にも影響があるのではないかという
途方もない話があります。
しかしそれがわかるころには今現在生きている人間は全員土の中。
いかに人が小さい存在か、神秘的なお話ですね~